AFPは、αフェトプロテインと呼ばれる血清たんぱくの略称で胎児期の血液中にみられるタンパク質の一種で、健常な成人の血液にはみられないタンパクです。

体内にがん細胞、特に肝臓がんを発症した患者の血液からは多くのAFPが検出されることからガンの腫瘍マーカーとして使用されています。

但し、他の臓器のがんや急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変などの良性肝疾患でもAFP数値が高くなるケースが多い為、AFP腫瘍マーカーの検査結果が陽性でも、肝臓がんを発症しているとは限りません。

その他、乳児性の肝炎、肝芽腫ではかなりの確率で陽性となり、胎児性由来の蛋白質のため、医療機関では異常妊娠や胎児性癌などの指標としても利用されています。

AFPの基準値は、20ng/ml以下が適正で20〜99以下だとやや高く、100以上だとガンの可能性が高まります。

数値が高い場合は、腹部のCTや超音波検査で腫瘍の確定診断がなされます。

肝臓ガンは、肝硬変から移行するケースが多く、肝硬変の経過観察でもこの腫瘍マーカーが使用されています。


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