性病の種類

性感染症は、ウィルス、細菌、原虫が病原体であり性交により感染る病気です。

性感染症の病原体には、構造上の共通点は無く、

共通している部分は、病原体は体外では失活するため

性交という直接接触でしか感染しません。

例外は、クラミジアやパピローマウィルスで体外で安定しているため

手を介して感染する可能性が有ります。

性交でしか伝播しないため、1回の接触で1人にしか伝染りません。

性感染症は持続感染を起こすものが多く、生命を脅かすものはあまりありませんが

エイズは例外で、全身慢性持続感染、高致死率、予防ワクチンや根治療法が無い

などの性質を持っています。

その他、主な性感染症では、淋病・クラミジア・トリコモナス感染症・毛じらみ・尖形コンジローマなどがありますが、ここでは血液検査で判定できる性感染症のみ解説します。

血液検査で検査できる性感染症は、梅毒、エイズ、B型肝炎、C型肝炎などです。

梅毒

ペニシリンが開発されるまで梅毒は恐ろしい伝染病でした。

性器局部だけではなく、皮膚、脳、脊髄、骨、血管にも慢性感染を起こします。

大航海時代に国境を超えて世界中に感染が広がりました。

ペニシリンに対する耐性を持つ菌はまだ出現せず、現在でも有効です。

B型肝炎

B型肝炎ウィルスが母子感染すると一生持続感染します。

新生児に対する感染は、ワクチンの摂取で予防できるため

母子感染は減少傾向にあるとされます。

B型肝炎の詳細はコチラ

性器ヘルペス

ヘルペスウィルスによる感染で起こり、性交により感染します。

感染すると性器に浅い潰瘍をつくります

ウィルスは神経を伝わり泉水後根神経まで到達してそこで潜伏します。

体調の悪い時など、潜伏していたウィルスが増殖して

性器にあらわれて疱疹や潰瘍を作ります。

ヒトパピローマウィルス(HPV)(子宮頸癌)

子宮頸癌は、ヒトパピローマウィルスにより女性の子宮頸部の発生します。

男性はHPVは陰茎表面の細胞に感染しますが、

そこで増殖したウィルスはまわりの細胞へのうつりにくいのですが

女性はウィルスは膣内で増殖してより多くの細胞に感染します。

HPV感染後、10から40年で癌へ進行しますが

HPVに感染した細胞が多いほど癌の発生率は高まります。

HPVの伝播は、性交によって感染することが多いとされ

近年若年層でも子宮頸癌の羅患者が増えています。

エイズ(HIV)

エイズは、ヒト免疫不全ウィルスHIVに感染したことで起こり

発症すると感染者の免疫機能を破壊して免疫不全の状態に陥ります。

免疫不全になることで、ウィルスの更なる増殖を促すだけでなく

健常な時には問題のない細菌に対する抵抗力も落ち

様々な合併症を引き起こす病気です。

ウィルスの伝播経路は、性交、血液、母子感染があります。

ウィルスが増殖する細胞は、Tリンパ球で人間の

免疫機能を担う細胞自体を破壊して免疫機能が著しく低下します。

エイズに関する詳しい解説はコチラ
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